今日のエヴァ日記(碇シンジ:一周目)

使徒の捕獲に失敗したアスカは意識不明のまま入院してしまった。
その3日後、ネルフ本部に行く途中で渚カヲルと名乗る少年に声をかけられた。
彼も僕と同じ、エヴァのパイロットらしい。
綾波と良く似た雰囲気を持つカヲル君と、僕はすぐに仲良くなった。自動販売機の前で話していて、衝動的に抱きついちゃった時は流石に自分で自分を疑ったけど。
ネルフに来るようになってから自分が何かに操られている気がする。多分気のせいだけど。

カヲル君に会った次の日の7:00
新たな使徒が現れた。
第14使徒タブリス
弐号機を操ってジオフロント内に進入したその使徒は。


カヲル君だった。


僕は初号機に乗り込み、カヲル君と弐号機を追った。

カヲル君が使徒だなんて信じれない。
これはきっと何かの間違いだ。
カヲル君と僕は友達のはずだ。
僕は君と一緒にいたい。
どうして君は僕の前に現れたんだ。
君と一緒に生きたい。
君を殺すぐらいなら僕が死ぬ。


僕はカヲル君が好きなんだ。
君が使徒だとしても構わない。
僕が好きなのはカヲル君なんだ。


カヲル君と初めて会った、次の日。
たった一週間前のことなのに、あの日、あの時、僕たちが何を話したのか、はっきりとは覚えていない。


でも、一つだけ確かなことがある。


あの時、僕はカヲル君と一緒に生きたいと思った。



カヲル君も、僕と一緒に生きたいと思ってくれた。



アスカが入院してから、今日で11日目。

まだアスカは帰ってこない。


今、僕の横には。


カヲル君がいる。


『シンジ君、僕も君と生きよう。僕も一緒に戦うよ・・・』