本日の読書

『カラミティナイト』高瀬彼方

人は常に狂気をその胸に抱き存在する。その狂気と真摯に向き合い生きるということが、どれほどに困難なことか。故に人はその狂気に目を向けることなく、自分が正常だという陳腐な思い込みを真実に上書きして過ごしている。もしも、その思い込みを。誰か他の人のせいで自覚させられてしまったとしたら。そして、同時に、その狂気を実現することが出来る力を与えられてしまったとしたら。

貴方はどうしますか?


ディバイデッド・フロントでお馴染みの高瀬彼方が送る狂気なナイトのお話。シリアスとみせかけて結構笑い満載だったり、お気楽かと思いきややっぱり洒落じゃすまねーよーな展開だったりと気が抜けない。出版社マイナーだし文庫のくせに800円もするしで結構手がつけ難い環境で販売されてたりするけど内容に関しては充分面白いので読めれ。ちなみに冒頭で斜め書きしてるのは読後まもない俺のだらだらとしたイメージの言語化だったりするんで、相変わらず内容には触れないこのコーナー唯一の作品の中身にかんする文章だったりするのだ。