本日も読書

医龍』乃木坂 太郎

現時点で、俺の知る限り最も痛快な医療漫画。
医療漫画といえばドラマ化もしてコミックの売り上げも上々、大学病院の裏側を突き続けている『ブラックジャックによろしく』がありますが最近とんと話題を聞きません。ちなみによろしくでは現在精神科篇です。

よろしくでは研修医である主人公が、大学病院の腐れた性根に立ち向かったり立ち向かわなかったりする話ですが、所詮は研修医ってことで挫けたり思いどおりにいかなかったりする上に、うじうじ悩んでるのを見てるだけで阿呆らしくなります。

対して医龍では。
海外で医療活動を行っていた天才的技術を持つ主人公が、大学病院での症例研究用の執刀医として雇われ、大学病院の意向に背きながらも患者を救っていきます。この作品が他の医療漫画と一線を画している最大の要因は、『医療は統括的なものである』という点に尽きます。外科手術を受けるならば内科医の治療の元で対象の状態を少しでも良い状態にし、手術が始まったならば麻酔医による麻酔、臨床工学士による機械管理、助手と看護師による補助、そして執刀医による執刀。これら全ての力が終結することにより、患者にとって最善の手術を行うことが可能となるわけです。

長い感想書くのは此処での目的に反するので実際は後3000文字ぐらい語りたいのを我慢して切りますが、兎に角最高に面白いので機会があれば読めれ。


マルドゥック・スクランブル沖方丁

アッシュ、キャッシュ、トラッシュ、クラッシュ、バッシュ、ラッシュ、ハッシュ、ガーッシュ、ディッシュ、ウォッシュ、ブラッシュ、フラッシュ、フラッシュ、フレッシュ、フィニッシュ

圧縮、燃焼、排気からなる三部作。

どんな物語であろうと、一つの要素で構成されているわけではないが、特にこの作品はそれが顕著である。

この作品は主に、娼婦、男、鼠、ドラッグ、未来、ゴミタメ、法律、武器、戦闘、戦争、重力、性的虐待、絶望、諦観、悔恨、進化、賭博、畜産業者、記憶、生首、イルカ、で構成されています。

ストーリーとかについて述べると楽しみが減るので語りませんけど、描写の深さとエグさはお墨付。

総額2000円超えるのが難点ですが、多分10回は読み直せる作品、てか読み直さなきゃ味わい尽くせない作品と想うんで買っても後悔はさせません。