ようやく読んだよ

『火蛾』古泉迦十

第17回メフィスト賞受賞作。
舞台が800年ばかし前の東アジアなんですけど、驚くぐらいに宗教色の強い作品。
どれくらい強いかというと京極作品が霞んじゃうぐらいに強い。
ていうか正直な話宗教以外の何についても触れていないってぐらいの作品。
宗教の中でも『言葉』と『信仰』の二点のみに特化しています。
多分この人は京極夏彦の大ファンでしょう、一瞬京極作品かと錯覚すらしましたから。

宗教を毛嫌いしてる人以外にはお勧めできる作品、結構まじめにミステリーもしてます。