持ってる分はこれでおしまい。

『微睡みのセフィロト』冲方丁

感応者と感覚者との戦争の折に滅びかけた世界の物語。早い話が不思議パワー満載の近未来的SFハードボイルド小説と言えない事もありません。なんていうかあたかもマルドゥック・スクランブルを読んでいるかのような錯覚すら覚えてしまいました。

相変わらず世界と人物の設定の上手さは巧みと称してよいもの。巧みというのは上手いという意味よりも、日曜の夜放送中の某リフォーム番組内での巧みという意味にとってもらえた方が理解しやすいと思います。

頁数的に200頁も無いというのに読むのにかかった時間が普通の5割増しってところに恐れを感じますね。それほど読むのが大変な作品です。

でも読み始めたらとまらないんですけど。

見所としては・・・犬かな。