ライトノベル篇

R.O.D』10巻 倉田英之

読子様コスプレ編。
なんだけど、今回はそういう部分は瑣末でしかないことであり、重要なのは文体である。
一人称でも三人称でもなく、或いは両方なんだろうか、というわけのわからない文体。
時折執筆者の現状を織り交ぜたり織り交ぜなかったりなんなんだこれは。
流れるような文章という意味では舞城を彷彿とさせないとは言わないが全然違う。
コレについていくのは結構大変って気はするけど俺は平気だったので無問題。

まあ面白かったんですけど、早く本編進めて欲しいですね。


七姫物語高野和

主人公の少女の一人称。
7つの都市で7人の姫が擁立されて、なんだかなんだと戦乱じみた事態の世界のお話。
主役の姫は9歳のときに施設で見出された背筋の伸びた女の子。
擁立するは大嘘吐きの旅籠の主人兼軍師の男と背高で大暴れな将軍の男。
何とも良い具合にキャラが立ってるお話です。

文章が何となく綺麗な感じがしてすいすいっと読み進めれました。
既に二巻が発売しているようなので機会があれば読みたいですね。
カラカラが非常にかわいらしく、よいと思いました。


NANA』1〜10巻 矢沢あい

何度も読んでるものの、読み始めたら絶対にとめることが出来ないのがこの作品。

読み始めたときは同じ歳から年上の連中の話だったというのに、気づいたらメインキャラの多くの人が俺より年下になっているのが何とも切ない。世の中の女はコレに共感したりしなかったりと大変らしいが、こんな話に共感できる人間が今はゴロゴロしてるのか?俺の周りにも何人かいるからきっとそうなんだろうけど。しかしハチは何処を如何切っても最低最悪の女って気がするんだがいいのか世の男性陣。ああいうのを駆け引き上手というならば俺は駆け引きが下手な女で世界が構成されていることを望むが。ああ料理が上手いのは良いことだけど。

個人的に一番すきなのはいつも言っている様に幸子なわけだが、一体何処が良いのだろう。多分小ささと明るさと顔とノリとジャクソンバーガーが好きな所だろう。ブランドは嫌いだ。階段での一コマは嫌いだがその後のタクシーシーンも大好きだ。ちなみにこの文章は既に全巻読破している人のみを対象にしているのであしからず。それと今回中学生のときのレイラは凄く良いと思った。大人バージョンも何ともいえない良さがあるが中学生のときが良すぎるので霞っぱなしなのだ。

男キャラで一番は誰だろう。基本的にどいつもこいつもヤバイわけで、その中で最も俺が認めれるのはショウジだろうか。幸子を選んだというのが高ポイントだ。是非幸せに暮らしてくれ。

なんかコレまでにないほどに感想文的なものになったが他に伝えようがないのでコレでよしとしよう。ドロドロしたところが何となくビバリーヒルズ青春白書を思い出すのはきっと俺だけではないはずだ。