『<a href="http://www.sakura-taisen.com/sakura_movie/">サクラ大戦 活動写真</a>』

多分見るのは5回目。
俺が一番最近映画館で見た作品だったりする。
あの時は尋常じゃなく感動したものだが、最近サクラ離れが進んでいる俺の目から見て如何感じたか、細かく羅列。

・細かい所での作りこみが甘い、が、それはサクラにおいては基本中の基本なので問題なし
・発信シーンとか戦闘シーンとかの動きは巧みなんだけど、冗長だったり面白みにかけてる部分があるような
・でもアニメーション自体のクオリティの高さは大したものだ。テレビ版とかと比較するとよくわかる。
・前から気づいていたことではあるけれど、キャラクター自体が最初から変化しなさ過ぎである。この時点でアイリスは13か14になってたはずだけど、精神年齢はサクラ2の頃から何も変わっていない。ていか身体的成長は何処に行ったんだ。キャラクターを前面に押し出すゲームとして考えると仕方ないことではあるが、歳相応というのも含めて考えてもらいたい。
・作中での進行に伴う時間経過がどうにもわかりにくい。ラチェットが花組の他のメンバーと如何いう交流を持っていたかという部分ぐらいは押し出してもらいたかった。全体的にはしょりすぎである。二時間あれば如何にかなったんだろうが、今更言っても仕方がないな。
・それはともかく椿は相変わらずに可愛い。流石は中学生の俺を虜にして、今に至るまでもサクラファンであり続ける要因となった少女である。
・思いっきりぶっちゃけると、この映画において劇に関わる全てのシーンは蛇足である。小説版はやや補足があったので多少なりとも納得できないことはないレベルには達していたが、この映画を見ただけでは完全に蛇足である。此処を完全カットすれば作品全体のクオリティは上がったんじゃないだろうか。無論そんなことをすると無茶苦茶になったであろうことはわかりきったことだが。
・作中で色々伏線のようなものをはったりしているものの、完全なるご都合主義でこの作品は動いている。だからこそのサクラ大戦なんだけど。何せコレは隊長燃えゲーム、萌えゲーよりはスパロボに近い作品なんだから、俺の認識では。『こんなこともあろうかと』コレは燃え系ロボット作品の共通語である。
・今回の大ボスの人、名前はどうでもいいとして、大企業の社長さんで頭良さそうな割に計画が雑すぎる。自分の泊まってるホテルの周りに降魔はべらかすってのは如何考えても得策じゃないし、誘拐という最も無意味な行動をとってるし。もっと裏からチクチクと攻めていかないと革命はなりたちません。まあ霊的戦力をもって攻め入った場合相手にも霊的戦力が無いと絶対に勝てるのが道理だからこういう暴挙に出る気持ちもわかるんだが。彼我の戦力差は謙虚に認識するのがボスの最低条件ですぞ。と言ってはみたものの、そんなキャラが出てくるようではサクラ大戦ではないんですけど。
・仲間同士でやりあって大破したり自滅したりで大苦戦したけど裏方の皆様のお陰で如何にか大逆転した末に最終兵器投入されて大ピンチになったと思ったら巴里に行ってた我らが大神一郎が空飛んでやってきてピンチを救ってくれるという展開は、王道中の王道である。かと思いきや特に敵を倒す方法がわかってなかったりして、眼鏡女が倒し方閃いて皆の力を合わせて皆で協力して攻撃しまくる最中で無様に敵に捕らえられる大神さんをヒロインが助けて、ついでにとどめを刺しちまうという展開は、サクラ大戦における王道中の王道である。隊長は部隊における最強の存在などではなくて全ての力を発揮するための触媒であるというのがサクラワールドにおける位置づけ。たとえ出番が少なくてもご都合主義といわれても、それを此処まで完璧に行ってくれたら此方としては感動するしかないのである。

<総括>
純粋なアニメ作品としてみると穴だらけで、ファンじゃなかったら理解も出来ないであろう作品だが、ファンから見るとある意味では全く文句のつけようが無い作品である。ていうかコレに文句つけるようじゃサクラワールドには付き合いきれない。上で色々と文句言っているようでいてサクラなんだから仕方無い的な発言で閉めていることから、結局俺は現役のサクラ大戦ファンということがわかる。ということでやはりこの映画は凄く面白いものであり、初めて見た時に反応したシーンの全てに反応してしまうのは仕方がないことなのである。という文章を書いている現在実はまだ映画は終わっておらず、今から大神さんが飛んでくるわけだが、この後の展開は目を閉じてても視えるぐらいに覚えているからこの感想文は成り立つのである。何故今コレを書いているかというとこの後は集中して映画を見たいからだったりする。

ああ面白かった。
明日はファイナルファンタジー

<追記>
やっぱ何回見ても最後のシーンのさくらの存在だけはわけわからんわ。