『A君 (17)の戦争①〜⑤』豪屋大介

異世界に飛ばされた怨念増幅装置搭載型虐められっこ高校生が敵国相手に大立ち回りをやりまわす戦争小説。1巻読んでる時は敬愛するタイラー閣下を書き記した作品群に類似してるんじゃないかなあと思ったりもしたんですが、話はどんどんヒートアップ&大暴走。どんどん苦境を跳ね返してるうちに更なる苦境に陥ったり、苦境の隙を突いて反撃したり、戦争について思い悩んで人間的に成長していったり、読むに耐えないような世界に吹っ飛んでいったりと何でもありの作品になってきております。文体も目新しい感じのものでどうも投げやりにナレーションをしつつ登場人物がナレーションにつっこみいれたりして、なんかアニメにはありがちな感じ。話し言葉前回って感じのナレーションには放送禁止語句が大多数あり、隙あらばエロ描写を投げかけてくるという前代未聞さ。まあこの人の他シリーズは絶対にライトノベルじゃねーぞって内容らしいのでそれに比べたらなんぼかマシって気はしますけど。何とも形容しがたい作品ですが、大体24時間以内に全部読んじゃう位の面白さはあるのでお勧めです。戦争描写とかを理解するの大変だから普通のライトノベルの倍ぐらい時間かかっちゃったけど。