えーとなんだろう

狂骨の夢(文庫版)』京極夏彦

文庫版はノベルス版にかなり加筆修正してるためコレだけは文庫とノベルス両方買った。
この辺りまではまだまだ読みやすいのが京極作品で、次辺りからは難解さが尋常じゃなくなる。
その難解さこそが京極の魅力、といえばそれまでなんだけど。

少し見た分には全然つながりの無い事象が異常なまでに入り乱れて作られるパズルは、完成に近づけば近づくほど何を作っているのかがわからなくなってくる。そういうとき、ちょっと手を止めて茶でもしばいて一息ついて、離れた所からパズル全体をチラッとみてみればいい。すると見えなかったものが見えてくる。そんな俯瞰風景こそ、京極ミステリー。本作もそんな素晴らしい作品です。やっぱ蜘蛛には敵わないけどね。


マリア様がみてる レディGO!』今野緒雪

京極で疲れた頭はライトノベルで休めるに限る、ということで読んでみた。
此間読んだ旅行記と違ってコレは見事なまでにマリみてである。
姉妹愛あり友情あり家族愛ありのドタバタコメディ。
前作でいろいろあった黒髪ロンゲノッポとの仲も多少改善されるし。
なにより瞳子が可愛いですね、最近虜です。
ロサ・ギガンティアが何気に端役なのが残念ですが、基本的にこのスタンスですしね。
やはりヒロインと同じクラスじゃないと出番は減るようです。新聞部の方が出番多いもん。