2冊

フルメタル・パニック 安心できない七つ道具?』賀東招二

今回は『老兵たちのフーガ』が全てですね。
クリスマスの少し後のお話なので、テッサの真の強さが伺えたり、脳天気アメリカ爺どもの狂乱を垣間見れたりと面白さがてんこ盛りです。立ち読みでも良いから読めれ。

フルメタル・パニック サイドアームズ』賀東招二
どれも素晴らしいのですが、やはり一番面白かったのは『女神の来日(温泉編)ですね。
アニメの方が先行した珍しい形式での掲載なんですが、文字のみでよくぞ此処まで、といった感じ。
アニメにおいてこの話は伝説として語り継いでも良いぐらいのクオリティーでした。
それを巧みな文章により、文字という限定されたメディアのみで明確な映像を脳裏に浮かばせることに成功しています。どんな非現実的なことでも文字では許される、とはいえ、実際それをイメージさせることが出来るというのは容易くはありません。まあ挿絵が素晴らしかった、というのも要因の一つですが。
この巻は他の短編に比べて哀愁が漂う巻になっているので、それとのギャップもステキだったのですよ。