シャイニング・フォース・ネオ
D.Cにおいて最高にはまった『ロードス島戦記』の開発チームが全面協力をしてると聞いて興味がわいて、プロモムービーを見てこれこそ俺たちのまってたものだと即効確信したため愚弟と二人で折半して購入を決意。昔なら我先にとゲーム権を奪い合ったものだが、流石に大人になった俺たちはとても仲良く時間を譲り合ってプレイをした。抜いたり抜かれたりしつつも結局は俺が先にコンプ。総プレイ時間は俺のほうが少ないんだけど。
とりあえずレビュー。
グラフィック
殆ど戦闘するだけのゲームといっても過言ではないシャイニングフォース(以下シャイニング)なわけだが、その戦闘シーンってのは2Dのネットゲーを想像すればわかりやすい。丁度俺が今やってるコルムが結構似てるわけだが、あれをひたすら爽快にしたやつと思えばいい。といっても敵50体ぐらいに囲まれたりすると多少動作が鈍くなったりわするわけだが、別段こちらに不都合は無いので問題ない。敵を切り裂く爽快感や大規模魔法で敵がいっせいに吹っ飛ぶところなどは充分なレベルで再現されてる。
視点移動ができないため、ところどころうっとうしく感じる部分があるかもしれないが、見えない部分は即効半透明の表示に変更されるので殆ど問題にはならない。
イベントシーンとかは適当な背景に適当な絵が被されてるだけって感じもするけど、まあ別に必要ないきもするので問題なし。
BGM
特に印象に残ってるものは無いが不快に感じた覚えも無いので問題ないレベル。
シナリオ
王道中の王道。
他に言いようが無い。
戦闘
気持ちいい。
ひたすらに敵をなぎ倒したいっていう人には絶対にお勧めできる。
適当にレベル上げてフォース強化した後に苦戦していた敵を一蹴する気持ちよさはなんともいえない。逆に、他の敵は一撃なのに滅茶苦茶硬い敵を延々と切り続けなきゃならない時はむかつくが。
敵の強さはドラゴンボール形式でどんどん上がっていくわけで、気づけば一振り10万ぐらいのダメージを与えているのに敵のゲージが全然減らないって状況になっていたりする。ラストあたりになると雑魚のHP1千万越えはざら。
とにかく敵の数がおおいので戦闘中は攻撃ボタンを連打しなきゃならないので手が疲れる。この1週間かかりきりだったせいで右腕は慢性的にだるいし思うように動かないときもある。っていうかコントローラーのボタンが壊れてないか不安でたまらない。そういうの気にする人にはお勧めできない。
キャラクター
結構個性的なキャラが揃ってるし声優はとてつもなく豪華なので好きな人は楽しめるだろう。
俺の場合、今回は戦闘のために買ったのでたいして興味がわかなかった。
ただ主人公の眉毛がどうかと思うのと、ヒロインの姿かたちが何度見ても年令と性格にあっていないと思っていたりはする。
アニメーション
時折挿入されるアニメーションは中々見れたもの。
此処に文句は無い。
総評
ロードス島で不満だった部分があらかた消化されていて個人的には大満足。
グラフィック的にはともかく、実質的には2Dゲームなので操作も簡単で万人向けではないかと思う。
アクションとか下手な人でもとりあえず適当にぶった斬ってるうちに強くなるし、操作にも慣れるはず。
自分なりの制約をつけてプレイするとさらに楽しめると思う(次回は魔法のみ使用でプレイ予定)ので何週も楽しめるかと。
総プレイ時間 48時間50分
(☆☆☆☆)