4日かけて1冊

我が家のお稲荷さま。②』柴村仁

狐つきという現象は有名でして、神社で立小便した日の夜から急にコンコン泣きつつ家の周りを走り回るようになったり冷蔵庫からあげを盗んで屋根の上に上って雄たけびを上げつつ貪り食ったりする人のことをいったりするようです。そういう意味で狐につかれるのは正直ごめんですが、絶世の美女に変化してくれる多少我侭だけど基本的にはいいやつで、能力的にそこらへんの神様とタメ張るぐらいのやつに物理的につかれるのなら、まあ認めてやっても良いんじゃねえかって気になる人もいるんじゃないでしょうか。

本作の場合は、そんな狐に加えて世間知らずで竜族を憑けてる美少女護り女もついてきます。
状況的には結構不幸な感じがする割にそれぞれの性格のお陰か結構楽しくやってる高上家を舞台に繰り広げられる摩訶不思議な本作品。面白いっちゃあ面白いんですが、ちょいと地の文が不安定だったり話の展開が強引な気がするところが気になるのが残念。キャラクター的に皆いい感じなんだけど、どうも似通ったキャラが多い気もして一長一短。まあ嫌いじゃないので今後も読みますが。

<☆☆☆>