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『キリサキ』田代裕彦

富士見ミステリー文庫なので、当然のようにこれもミステリーです。半分読んだ段階で4通りほどラストを予測して読みすすめていったら、殆ど思ったとおりミスリードに引っかかることができたのですが、それを考えても傑作とはいえないぐらいの作品。というか一番文句あるのが絵なんですが、表紙とかカラーとかでヒロインというか主人公が着てるこの服はどうかと思う。キャラクター設定的にこの服はおかしくねーか、というかナヴィゲーターが着てる服よりもおかしいだろこれ、という感じなんですが、これは俺がおかしいのだろうか。

本作は唐突に死んだ男が違う体に入って生き返って色々と頑張る話で、それに付随したわけのわからない事象をミステリータッチで描いています。俺は途中で推理停止したので見事にひっかかりましたが、もうちょい深読みしたら充分読みきれるようなラストです。面白いっちゃあ面白いんですが、ラノベは絵が気に食わなかったら評価は3割減ですな。

(☆☆☆)