傑作

銀盤カレイドスコープ vol.2』海原零

既に言いたいことはvol1の時に言い終わってるので、今回は単純にこの傑作を褒めちぎりたい。

前作でオリンピック出場の内定が決まったタズサだが、歯に布着せない率直な発言のせいでマスコミ達に嫌われっぱなしが原因に一騒動巻き起こる。で、その後で記者会見をするのだが、先ず最初の見せ場が此処。現実のスポーツ選手でこんなこと言うやつは絶対にいないだろうが、皆心のそこでは思っているであろうことを見事に言い放っている。俺はマスコミに結構踊らされつつもマスコミ嫌いな部分もある、つまりはごく普通のパンピーなのだが、それでも共感をもてた。

そして何より注目すべきはスケートのシーン。今回はオリンピックということもあり、出てくるやつらが全員天才ぞろい。中でも史上最強の天才であるリアにいたっては、人間の領域なんざ軽くこえてんじゃねーだろうかと思わされる。無論主役であるタズサの演技も素晴らしいのだが。

あとはまあ今回でお別れとなるピートとの日々や別れなど、見逃せないシーンが目白押し。
とりあえず読んどけって感じである。

(☆☆☆☆★)