アニメ

ようやく全部借りれたので(もちろんビデオ屋でですよ)一気に見ることに。
折角なので軽く軽くレビューしておきましょう。

第一話

最重要シーンはなるべくやってるものの、プレイ時間5時間ぐらいは余裕で必要な第一章を2話でやるってことでかなり端折ってます。遙を孝之に紹介するシーンが違ったり、出会って3分後には告白シーンになってたり。アニメだけ見てる奴にわかるのか微妙なところだけど、まあ問題にはならない範囲だろうか。ただまあキャラ絵がちょいと駄目かなーと思ったりはします。あと遙の演技は群を抜いて劣るのが相変わらず気になるけど・・・まあそれがいいところっていえなくもないしね。


第2話

遙と孝之がひたすらにラブラブっぷりを見せ付けてくる幸せで幸せで仕方なさ過ぎる話。とりあえず茜が可愛かったのが印象深い。ただ、イベントを重ねれば重ねるほど、最後に待ち受けるアレで受ける衝撃が強すぎてかなりやばかった。ここまで見て思ったことだが、やはり第一章だけで4話分ぐらいは使って欲しかった。もっと遙との関係を視聴者にアピールしとかないとなあ。


第3話

第二章に突入した最初の回。
初っ端からあゆ様が大暴れしてくれて、その後もちょいちょい出てきてくれた。
あとはラジオでジョイさんがいってたシンジの『先やってた』が聞けたのが嬉しかった。
孝之と水月の(嘘っぽさが含まれた)幸せそうな様子を見ているのが痛々しくてたまらん。
次回以降では殆ど見れないであろう元気な茜の姿を垣間見ることが出来たのも嬉しい・・・とは全く言い切れない気分。あの目と声のトーンと態度は無関係の俺にも突き刺さるってなもんよ。さぁて、次からは大変だ・・・。


第4話

なんか唐突に再認識しちまったんだが、やはり絵がかなり際物だ。
あゆ様が怒鳴ってるシーンの崩れ方がちょいと我慢ならぬ。
声だけで十分楽しめちゃうので良いっちゃあいいんだけど。
あと、時間の流れがちょいとゲームと違うようで(初っ端からまゆがいる時点でわかってたことなんだが)水月と暮らす部屋をかなりの間探していたよう。しかもまだ遙おきてないし。ま、突然起きるよりは徐々に起きる兆候がある方が説得力ある感じもするのでいいと思うけどさ。

アニメになって一番良かったと思うのはキャラクターの身長が明確に理解できるってこと。あゆ、まゆ、天川さんの小ささなんてかなりのものだし、茜も結構小さくて良し。

で、そんなことより遙の目が覚めたって電話のシーンは滅茶苦茶心臓に悪かった。
あの間の取り方、声優の演技、描写の仕方、どれもが心臓に悪い。
床に落ちたイルカのコップなんかが暗喩めいててなんともいえねー。

二人で病室入った時の茜の演技もさることながら、しっかりとやつれてる遙とか泣き崩れる孝之とかそっと外に出て行く両親とかがとてもとてもグッとくる感じ。
ラストの茜の罵倒も刺さるし。

まだ平気だけどこのまま最終回まで見れるかが不安。
途中で潰れるんじゃねーだろうか俺・・・。


第5話

事故から一年後で今から二年前の回想シーンが長々と展開。
孝之が廃人直前だし水月が必死に献身してるし茜は滅茶苦茶可愛いし。
まさか第5話でこういうふうに持ってくるとは思わなかった。
この話を経ることで、茜が水月を憎みまくってる理由、水月と孝之がなんとなく嘘っぽい恋愛関係に見える理由、水月が何を気にしているのか、などといったことがよーくわかる。にしても、本当に痛々しい。深夜の病室で遙に延々と語り続けて外に連れ出そうとするシーンなんかは・・・や、逝っちゃってますけど全く笑えません。その先の遥親父の『孝之君・・・もうこないでください』→水月の告白の→ほぼ無反応な孝之→脱いで抱きつく→とおもったらdvdがバグっててそっからの30秒うつらねーぞコラ、な流れはなんともいえません。で、何も知らないまま孝之を待っていた茜がお兄ちゃん風邪でもひいたのかなと言いつつ孝之の部屋に入って行ってベッドで寝転ぶ水月を見たときに受けたであろう衝撃を思うと胸が軋みました、文字通り。や、一話丸まる回想シーンに使うとは思わなかったけど必要な話しですね、これは。このせいで後半尺足りないんじゃねーかと思いますが。


第6話

冒頭は幸せだった頃の涼宮姉妹+水月のじゃれあいシーン。
ここだけみたら微笑ましくて良いのだが、絶対夢オチなんだろうなあとか思いながら見ている俺には微笑を浮かべる余裕なんてある筈もなく。ま、実際は夢じゃなくて幻覚みたいなものなんですけど。

それはともかく久々にあゆ様が登場。
スカテンでは孝之も楽しそうなので(今のところは、の話だが)見ているほうもリラックスできます。流石は君のぞらじおで言うところの日向組。

とか書いてる間に第一期おまじないイベント発動。
この数時間の間に何回胸が締め付けられたことか(比喩じゃなくてマジで)。
アニメ見てて心臓が胸郭で圧迫されたような感覚をマジで味わう羽目になるとは。
このあたりから孝之と水月の会話が微妙すぎるものになるのだが、アニメでもそれは変わらない様子。

水月を見事に罵倒する茜は怖さすらありますが、孝之を罵倒する時にはなんとも表現しようもない感情がちゃんと篭ってて素晴らしかったです。時折魅せる表情が良い。

ここでようやく遙伝説が披露されているわけだが、照れる遙がなんか・・・全然可愛くない。やはり作画の問題は覆せないようだ。

そして早くも第二期おまじないイベント発動。
こんな短時間の間にやられると本気で胸が痛くて堪らないんですけど。


銀盤カレイドスコープ vol.4』海原零

ヒロインをタズサの妹であるヨーコにバトンタッチしての新展開。
世界トップクラスの実力を持つ姉をもつヨーコには姉ほどの力はないものの姉の影響で世間の注目が異常なまでに集まってしまっている。
一度も大会で優勝したことがない事実があるのに、タズサの妹であるという理由だけで同世代のどのスケーターよりも名が売れている。
そんな状況に苦悩するヨーコはまだ12歳の少女で、ある意味ではタズサ以上に多くの悩み事を抱えてしまっている。
展開自体は前作まで同様、なんかに苦悩してどうにか解消してそれをバネに這い上がっていくというありきたりな流れなのだが、主人公が変わったことによって新鮮に感じることが出来た。変わりにスケートに対する描写がやや減っていた感じがするが、それを補うものはあったと思う。まだ続くようなので楽しみだ。

(☆☆☆☆)


『松浦純菜の静かな世界』浦賀和宏

とてもとても気持ちの悪いミステリーを書くことに関しては定評のある浦賀さんの最新作。
数年前にある事件によって腕を大怪我したのが原因で遠くの町にリハビリに行っていた少女が戻ってきたことから事件は始まる。
彼女は何かを失った人間にはその代償としての『力』が与えられることになると信じてる、まあいうなれば不思議っ娘。
で、妹とともども銃で打たれたが奇跡的に無傷だった滅茶苦茶陰気な男と一緒に連続事件に挑む。
まああらすじはおいといて、やはり浦賀さんは浦賀さんのようでした。
読んでるだけで胸糞悪くなるような独白シーンは相変わらず。
見事なまでのミスリードは最後の最後に読者を綺麗に欺いてくれる。
事件解決のために純菜が取引の材料にしたのが何かってのが瞬時にわかったのはご愛嬌ってことで。

ただ、今回ちょっと作中での時間と頁の進み方がかなりいりくんでるのでちょいと読みにくかった。
それを除けば概ね問題なし。
相変わらず面白い。

(☆☆☆☆)

(小)『松浦純菜の静かな世界』浦賀和宏 924
(衣)ジーンズ 4200
(衣)ティーシャツ3枚 1000
(他)dvd−r 999