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ファウストvol.5 (第一特集 上遠野浩平をめぐる冒険)』

ファウストvol.5の第一特集をとりあえず読んでみた。
先ずは上遠野浩平による新作短編が二編。
同一の事象を違う視点から描く、といういつもの手法で構成された二つの作品。
舞台となるのは上遠野ワールドにおける基本となる世界。
もっとも主人公の一人は呪詛が存在する、講談社における基本世界の人物のようだが。
まあ作品自体はいつもどおりに上遠野さん的な作品であり、特筆することは特にない。
ただまあ、やはり上遠野さんは長編よりも短編のほうが上手いなあと思いはしたが。

そして次は上遠野さんと西尾維新とのトークセッション。
大好きな二人のセッションということもあり(途中から特に好きではない作家が一人混じってきたが)非常に楽しめた。
皆色々考えて作品を作ってるんだなーと思った。

次は人の作品を批評しまくるのが仕事な人が上遠野さんがインタビューしたものを文章に起こしたもの。
その次は純粋に評論分が二つ。
正直この3つは読んでて何も面白くなかった。
作家同士で執筆について語る、というのは興味がもてるのだが、やはり色々理屈をつけて人の作品を批評した文章は読む気がしない。
作品というのは面白いか面白くないかが全てだと思うから。

まあ、だからこそ俺の感想文は底が浅いんだけど。


ファウストvol.5 (第二特集 竜戦士07/『ひぐらしのなく頃に』特集)』

時代が時代なだけに、最強の同人ゲームである月姫を超える勢いで展開されている『ひぐらしのなく頃に』を作り出した竜戦士07の特集。
先ずはインタビューで、次は奈須きのこさんとのトークセッション。
今まさに乗りに乗ってる人物ということで、ある意味上遠野浩平特集よりも面白い。
トークセッション中では、再び奈須きのこファウストに執筆することと竜戦士07が初めて小説を執筆することになることが約束(確定ではないが、まあ確定と考えていいだろう)迄発表されている。
二人のファンならば必見である。