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今日衝動買いした二つの漫画が面白かったので今後面白い漫画はこのキーワードで紹介することにします。

『コミックパーティー 全5巻』犬威赤彦

同名PCゲームをDCに移植したものを漫画化した(と思われる)作品。
原作のいいところを全て引き継ぐのみならず、原作を多分超えちゃってる作画のクオリティーが素晴らしすぎる。キャラクターがどれもこれも可愛いし滅茶苦茶活き活きして見えるし熱い奴はしっかりと熱い。

強いて言うとメール送ってくるあの娘(名前忘れた)との関係が皆無に等しかった点だけが惜しまれて仕方ないが、そこ以外では文句をつけようがない傑作。なんとも微妙すぎる第一期アニメやバグが多くてどうしようもないDC版と比較するのが失礼になるほどに、こみパとして完成しきった作品です。

(☆☆☆☆★)


死にぞこないの青』山本子鉄子

乙一の同名小説を漫画化したもの。
表題作である『死にぞこないの青』のほか、俺の最も愛する『暗いところで待ち合わせ』と、ラストの手紙で泣く人続出の『しあわせは子猫のかたち』が収録。

表題作は読んでて苛ついたせいで途中で投げちゃったので、所有している乙一作品の中で唯一読破していないもの。漫画版も途中かなり苛々したけれど、ようやく最後まで読めたのですっきりしました。

『暗いところで待ち合わせ』は俺の最も愛する作品。何度読んでも泣けるわけでして、漫画版では要所要所以外が見事に端折られながらも立派に再構成されていたせいで泣きそうになりました。柔らかいようで微妙に尖ってる作画と相まって、心にズシリときます。

『しあわせは子猫のかたち』も立派に漫画化しているものの、一番いいシーンはやはり最後の手紙できまり。この部分、多分小説の文章そのまんま乗っけてるんだと思うんですが、文章で泣きそうになるしバックの絵がかなり文章にあってるせいで余計に泣きそうになるしで、ちょっと涙がたまってました。

といったところで中々見事な3作品が読めるこのコミック。乙一の作品の2冊と何分の一かを圧縮してるわけなので、乙一に興味があるけど小説読むのは面倒だなあとかいうわけのわからん思考の奴への入門編なんかにはいいんじゃないかと思います。ただまあ原作知らない奴が読んでどれだけ作品を理解できるか、って部分に関しては責任取れませんけど。

(☆☆☆☆)