ゆらゆらー

『ゆらゆらと揺れる海の彼方 ⑤』近藤信義

ファンタジーものと思いきや、やってることは一大戦記物である本シリーズ。
海獣という変な能力もってる獣を育てたり新種作ったりしてるのは、つまりはこっちの世界でいろんな武器作ったり開発したりするのと同じなわけで、武器というものの形態が違うという以外には別段代わり映えしねーよなー、なんてことを言うとどんなファンタジーもそれに該当するので言わないでおきますけど。でもま、やはりこの人には普通に戦記もの書いてほしいです。趣向を変えて戦国時代(無論安土桃山時代)あたりで。

今回の見所は相変わらず最強すぎるジュラvs愛国の盾、前巻から恋愛ルート邁進中の我等がラシード閣下の華麗な逃亡生活の二点でしょうか。救国の英雄と、心底愛される国王が集うあの国は、やはり弱小ながらも最高なんでしょう。

当然のように表紙を飾りつつ出番は脇役並なノウラに関しては生暖かく見守るということで・・・。

147冊目(☆☆☆☆)