フルメタ

『音程は哀しく、射程は遠く』賀東招二

短編集には珍しい感じ、というか前代未聞で全編を通じてミスリルの面々が大活躍。
クルツの過去が明らかになったり、AS部隊を陰で支える整備士にスポットを当てたり、ASの技術的根拠を延々とページ使ってやってみたり、ソースケとクルツが喧嘩してみたりと見所充分。
つってもまあメインはアニメ史における伝説を打ち立てた『女神の来日(温泉編)』なんだが。
この話は名作ぞろいのふもっふ?の中でひときわ輝く伝説的話で、そのクオリティーの高さと脚本の素晴らしさは他の追随を許さない勢いだった。その脚本を書いた作者自らがノベライズしたのが本作。どれほどの出来だったかってことは、まあ気になる奴は自分で読むがいいさ。出来ればアニメも見れば尚幸せになれる筈だが。

そんな感じでとてもとても素晴らしい内容目白押しなので、兎に角読んどけ。

198冊目(☆☆☆☆☆☆☆☆☆)