3冊

『続くオン・マイ・オウン』賀東招二

長編と短編の世界が交じり合い、そして崩壊した。
ミスリルに対して本気になったアマルガムが全力を持って敵対行動に打って出てくる。
本部ビルは破壊されメリダ島にはベヒモスを含む敵部隊が群がり、ソースケの戦友たちは次々に散っていく。
そして、ついに戦場はソースケと千鳥が住む、あの街にまで広がっていく。

まさにターニングポイントといえる珠玉の長編。
崩壊に次ぐ崩壊の中でも必死に足掻き続けるソースケ。
彼に対して俺から言えることは何もないので、此処までの彼を知るものは全員さっさとこれを読むがいいさ。

199冊目(☆☆☆☆☆☆☆☆☆)


『悩んでられない八方塞り?』賀東招二 

長編のシリアス展開とは打って変わってこちらはとても幸せな頃の話で満載。
舞台はついにネットの世界に突撃したり、ソースケのそっくりさんが現れたり、文化祭で大はしゃぎと相変わらず騒々しい。
つーか短編を読めば読むほどオン・マイ・オウンが俺に対して重くのしかかってくるのはちぃとばっかり堪えるんだけど。

今回のお気に入りは『影武者のショウビズ』
ソースケのそっくりさんがソースケをちょいと演じることになるんですが、中々に強烈です。

200冊目(☆☆☆☆☆☆☆☆)


神様家族桑島由一

神様の息子だけれど将来のために人間界で人間として暮らしている少年の最大の不満は悩みが無いこと。
ひたすらに息子に甘い父親(神様)のお陰で次から次へと彼の周りでは奇跡が起きて彼に対して都合の悪いことは何も起きないようになっているのがその原因。
ひたすらに甘ったるくてご都合主義な作品・・・と最初は思ったのだが良い意味で予想を裏切られることになった作品。

途中で彼は神様の息子から普通の人間になるんですが、そうなった時点でこれまでの人間関係はオールリセット。
つーか、神様による奇跡の恩恵を一切受けずに育ってきた人生を歩むことになっちゃいます。
まあ詳しく話すのはだるいので知りたい人はあらすじでも読めばいいと思うのですけれど。

ちょいと先が気になるので飽きるまで既刊を追う予定です。

201冊目(☆☆☆☆☆☆☆)