2冊

『Alice』川崎康宏

いまよりちょっと近未来。
諸事情により結構簡単に皆が銃をもてたり、企業が自社の利益のために特殊部隊も顔負けな部署を設立して暴れまわるものの、多少人殺したぐらいじゃ事件扱いにならない法律に伴い、結構犯罪の少ない街東京が舞台。

主な登場人物は薬物の影響で特殊能力をもって生まれた滅茶苦茶露出の多い美少女とか、彼女を飼っている喋る熊(天然記念物兼カナダ大使兼短手に事務所所長)とか、どこかのゲームのβ版プレイして以来現実とゲームの境目がわからなくなってっていうより現実をゲームと幻想して生きている地味な男とか、改造されまくりで空飛んだり剣練成したり脳漿ぶちまけても無事復活しちまうようなアメリカ軍人的な人、だとか色々。

設定の奇抜さはまあいいとして、シナリオ自体はそれほど面白くなかったり。まああの熊の面白さに免じて許すが。
ちなみに俺は表紙とタイトル買いしたのですよ。

209冊目(☆☆☆☆☆☆☆)


銀盤カレイドスコープ vol5』海原零

史上最悪の人気と世界最高峰のテクニックと人類最高の美貌(自称)を持つスケーター、桜野タズサが主役の今回。
前回は完全にヨーコが主役だったのでちと不満でしたが、今回の場合は新キャラのアイドルスケーターとタズサの二人の視点をいったりきたりしながら進む形式だったので半分満足。

この新キャラ、芸能活動しながらもジュニアで優勝しちゃったりする天才肌のスケーター。なんかそんな感じの奴が日本にもいたような気がするなあ、とか思ったりもするんですけれど忘れましょう。外面最高で、まあ中身もそれほど悪くないキャラなんですが、あまり好きじゃないキャラでした。

今回の見所は・・・なんかそれほどなかったきもするけど、タズサが珍しく男に思いっきり口説かれるシーンがあるのは見とくべきかも。そこのシーンではタズサは既に完成しちゃったんだなあという一抹の寂しさが漂ったり、シリーズ通して読んでるファンはグッときちゃうような良いシーンではあります。

210(☆☆☆☆☆☆☆★)