中島望

『ハイブリッド・アーマー』中島望

『ミュータント』と分類される、人間と昆虫の融合体の存在が認知されている近未来。
結核治療中の高校生が散歩の途中スズメバチの集団に襲われ死の淵に落ちる。
死の間際、彼は人為的に『ミュータント』を作るべく研究をしている一団に命を救われるが、その代償として彼は蜂と人の『ミュータント』になってしまう。

というわけでよくある感じの改造人間物。
それに加えて、中島望の作品に共通する『少年』『不良』『空手』という更にありきたりな要素が加わり、なんともありきたりな人外物になっている。
個人的に中島望の残虐描写は大好きなのだが、どれを読んでも然程変わらないのがちとつらい。
今回も予想していた程度の面白さはあったものの、決して予想を超える面白さを与えてはくれなかったし。
ま、それでも特撮物好きな人とかにはおすすめできるのかも。

320冊目(☆☆☆☆☆☆☆)