Ω

殺×愛1』風見周

世界画滅びる責任を一身に背負った不死身の少年が、卒業式に殺されるために自分の街を守り続ける物語。
前作の直後からスタートとなるこの巻では、彼が不死身となった直後から彼女に会うまでの話も綴られている。
普通の少年が段々と壊れていく過程、そして壊れきった後の彼の心境を想像すると寒気がしてくる。

キャラ萌えも多々ある本作品の最大の魅力は滅亡確定の世界を必死に生きている少年少女の痛々しいまでの生活、と俺は考える。
それは強さでもあり弱さでもあり、現実逃避でもあり現実に立ち向かっているということでもある。
俺ならどうするかなあ・・・とか考えたりはしないんだが、とりあえず他人の人生だけ空想しておこうと思う。

ま、傑作ですな。

6冊目(☆☆☆☆☆☆☆☆☆)