『ユメ視る猫とカノジョの行方』周防ツカサ

『インサイド・ワールド』で俺の心を鷲掴みにした周防ツカサの新作。
今回はSF色の強い作品で、世界から距離を置いた思考をする高校生と、その飼い猫の肉体を乗っ取った精神体との生活を描いたもの。
相変わらずの人間描写は好ましいのだが、SFの概念をそこに放り込んできたので俺の好みとは少し離れることに。
まあ人間的な考え方が出来ない精神体を登場させることで、よりよく年若き少年少女達の心模様を描写することが可能になるとは思うのだが。

絶対に続きそうな感じの終わり方してるので、この作品の正式な評価は次回待ちということで。

7冊目(☆☆☆☆☆☆☆☆)