不定休だと曜日感覚崩れ落ちます

交響詩篇エウレカセブン4 HERE TO STAY』杉原智則

一年間に渡り日曜朝に放送された傑作ロボットアニメであるところの同名作のノベライズシリーズもこれにて完結。
漫画アニメ小説の3大媒体においてそれぞれのストーリーを展開しているため、正直全てを股に賭けてる身としては、どの媒体でどういう設定で物語が進んでいるのか、ということが混乱しがちだったりして非常に困った。
アニメ版はヴィジュアルの破壊力とと50話を越える長い時間及び声優の演技力などなど、といった最も恵まれた構成要素により傑作として終了。
漫画版は声はないものの丁寧に書き込まれた作画の良さに加えて、アニメ版とやや違った展開を魅せるストーリーで感服。
そしてこの小説版では、ヴィジュアルは文章から勝手にそれぞれの脳で立体的に起こすという面倒な作業が必要となるものの、設定資料集顔負けってな感じで濃密に書き込まれた様々な設定や、他の媒体では表現しつくせない各キャラクターの内面描写を見事に書き込んだりしてて非常にディードな感じ。
というわけでアニメを基本として全てを味わうことでエウレカセブンという世界観が非常に膨らむこととなりました。ちなみにゲームは黒歴史

という感じで全然小説については語ってませんが、まあエウレカファンなら読まずにおいとくべきではない作品だ、ということだけは断言しておきましょう。さてさて後は漫画版の完結を持って俺の中のエウレカセブンは終わりを告げるわけですが、近年稀に見る程に継続的に俺の心を捉えて離さなかったステキ作品でした。

116冊目(☆☆☆☆☆☆☆☆★ シリーズ通算)