なんか4冊も

狂乱家族日記 伍さつめ』日日日

シリーズ初の上下分冊ってことで、散々いろんな新展開を振りまくって伏線も張りまくった挙句何一つ解決していません。
今回は乱崎家の長男であるところのライオンが中心人(?)物で、彼の過去とか親友とかお目付け役とか、まあそういった感じの新キャラが続々登場して、彼の過去と今を語ったり語らなかったり致します。まあ相変わらず変人どもが変なことばかりを繰り広げる、という展開に変わりは無いんですが、一応新展開も見られて、そろそろ物語りも佳境かなあ、という感じがしないでもないです。特筆して面白いこともないがつまらないわけでもない、ということなのでファンは読んどけ。

142冊目(☆☆☆☆☆☆☆☆)


マリア様がみてる 仮面のアクトレス今野緒雪 

主役である紅薔薇の蕾の妹が決まり決まらない状況が延々と続く人気シリーズの最新巻。
冒頭では黄薔薇の年末年始が描かれており、表題である仮面のアクトレスは全体の70%ぐらいの配分で収録されています。
今回のメインストーリーはこっち時間で何年前かわからないけど物語時間では一年前に行われた生徒会選挙リターン、という感じで選挙戦。
昨年のロサ・カニーナよろしく、今回もブラックホースが唐突に参戦を表明し、尚且つそれがまたまたややこしい人物だったのが厄介な話で。

という感じでまたもや著しい進展はなく、だらだらと時間稼ぎといった感じで姉妹問題にケリがつかないまま時間だけが経過していきます。
ここまで引っ張った以上並の終結だと作者も読者も納得しない、のだとは思うのですが幾らなんでも長引きすぎとは思います。
日進月歩名速度で一応解決に向かってる雰囲気は毎回漂ってるもののそのゴールの目処がつかないってのが辛い。
目安として、最悪でも卒業式までにはどうにかなってほしい、とは思うもののそこまでたどり着くまでに後いくつのイベントを潜り抜ける必要があるのやら。

143冊目(☆☆☆☆☆☆☆★)


バッカーノ!1931 特急編』成田良悟

『鈍行編』と対を成す表裏いったいの物語。
前回正体が謎のまま終わってしまったキャラクター達にスポットを当てた作品ということもあり、冒頭のプロローグでおおむねの謎は解き明かされてしまいます。ちなみに今回注目すべきキャラは最凶最悪の殺し屋『ヴィーノ』。行動信念発言等など全てが完全に規格外。恐らく人類で対抗できるのはどこぞのオーガぐらいでしょう。中でも痺れた台詞は『無論だ。何故なら、世界は俺のものだからな』。これだけきくと傍若無人唯我独尊のバカ男、という感じですが、奴はそんな簡単なもんじゃねえ。上記の発言もその前後の発言を読んで初めて痺れる台詞になりえるわけなので実際に読んでもらうほかにたとえるすべはなかったりする。

というわけで、正直ヴィーノの存在があるだけで、俺の中で傑作認定されたこの一冊だったりします。

144冊目(☆☆☆☆☆☆☆☆☆)


ろじっくぱらだいす』ワタナベ

名前の通り超有名日記サイト『ろじっくぱらだいす』のワタナベさんによる、過去の日記まとめたり書きおろしてみたり恒例だったえっちとーくの新作を収録したり袋とじで着てみたりと濃くてたまらない一冊。ろじぱらで爆笑した経験はろくになく、一番好きなのはエロゲレビューだった俺にとっては然程有意義な一冊というわけではなかったのですが、まあろじぱら読者としては一回目を通しておくべきじゃないかなーというぐらいには価値のある一冊でした。

145冊目(☆☆☆☆☆☆☆☆)