びみょー

『土くれのティターニア』増子二郎

ポストガール』でじみーに俺を楽しませてくれた増子二郎の新作。
昔事故で死に掛けていたところを山の神様に命を助けられたが代償として左半身を化け物に変えられた少女が街を守るべく山から下りてくる異形と戦う物語。
面白そうな感じ、はするものの何故か読んでいてどきどき感が全く無い。
5つの短編で構成されているため一つ一つの起承転結が異様に早く、また毎度毎度主人公二人の背景をモノローグで説明するため更に文量が削減される。そのため感情移入も出来ないし物語の展開が変にぶつ切りにされてる印象を受けたりもする。そのためどうにも中途半端な感じを受けてしまう。決してつまらないというわけではないのだが、面白い部分も特に無いので、なんともいいがたい読後感になってしまった。

164冊目(☆☆☆☆☆☆)