4冊

レジンキャストミルク3』藤原祐
4巻との前後編であるところの前編に当たる第三巻。
前からなんとなく触れられていた蜜と君子をメインに物語が展開。
姫の姿となり接触してきた永遠回廊の存在をマスターに話すことがなかなか出来ない硝子の葛藤。
非日常の先にあるはずの日常のことに思いを馳せつつその大変さになんとなく苦悩する晶。
二人の周囲に次々と策を張り巡らせてくる永遠回廊。
周囲の全てに殺気をふりまきながら唯一君子のことだけを気にかけている蜜。
それと今回敵に任命された一年某クラス関係の彼ら。
大体それぐらいの奴らが物語の主軸です。
ま、前編なので感想は次の時にまとめて。

179冊目(☆☆☆☆☆☆☆☆★)

レジンキャストミルク4』藤原祐
蜜と君子を主軸に据えた物語の後半。
前回無様に敗北をした晶と君子が仲間(?)のキャストの力を借りるというか利用するというか、まあそんな感じでリベンジ。
ハラハラの真の力が明らかになったりゆらゆらの変態性が更に明かされたりと見所も充分。
ただ敵の難易度が一応上がったにしてはちと戦闘自体が物足りないような気がしないでもないのだが。
あと物語の展開上これまた仕方ないこととはいえギャグパート比率がかなり激減してるのも惜しい。
でもまあキャラ其々の立ち位置とか個性とかがしっかり確立されてきたことで物語り自体はどんどん面白くなっている感じ。

180冊目(☆☆☆☆☆☆☆☆★)


モンスターハンター 狩の掟』ゆうきりん
超人気オンラインアクションゲームである同名作のノベライズ。
ココット村から街に出てきたばかりの自称一人前ルーキーを主人公にモンスターハンターの世界を描いていく。
基本的にパーティーは4人一組であるためメインメンバーも当然4人。
自称一人前だが街ではひよっこ以下の主人公ジーグ。
ハンマーを巧みに操る凄腕美少女ハンターエルメリア。
ディアブロスセットに身を包み強靭な肉体で戦うガノン。
一流のガンナーにして何よりもゲリョスを愛する男フラディオ。
物語は街に出たばかりの駆け出しハンターがふとしたきっかけて一流ハンターグループのリオレウスハントに同行することになったところから広がりを見せる。

なんだかんだで200時間以上あの世界にのめりこんでいた俺なので、かなりライトな文章ながらも物語の中に入り込んでしまったかのように没頭。
装備の名前がちと前面に出すぎてる感はあるものの『あーあーこりゃ度素人だよなあ』と読者にすら思わせるための配慮と思えば許容。
実際のゲームでも実利最優先で装備を組む奴や趣味丸出しの格好をする奴やロールプレイ的な装備をする奴など色々いるが、この物語の中でも人によって自分の趣味や役割を重視して装備している感じがして良い。
なんて感じで語り始めると終わりそうに無いのでこれぐらいでやめとくが、中々面白かったことだけは言っておこう。
自然保護団体っぽいのがいきなり出てきたのだけは萎え萎えだが。

181冊目(☆☆☆☆☆☆☆☆★)


『ソラにウサギがのぼるころ』平坂読

この物語は冴えない普通の男子高校生が滅茶苦茶明るい超ハイテンションな同級生とソラから降ってきた美少女吸血鬼に迫られたり襲われかけたりとウハウハハーレムな状況を楽しんだり悩んだりしたりする極々普通のラブコメ、のような作品を書こうとした結果全く系統の違う作品に仕上がってしまった、というわけでもなくどうかんがえても最初からこういう奇想天外すぎるキャラクターと展開に彩られた話にする気満々で書かれたと思われる作品なのですが、まあなんつーかいつもどおりに平坂読でした。

そういうわけなので詳細感想省略。
相変わらず逝ってますが、エンターテイメントとしては中々です。

182冊目(☆☆☆☆☆☆☆☆)