嘘をつくたびに

『うそつき 〜嘘をつくたびに眺めたくなる月〜』日日日

変なキャラしか登場しない小説ばかりを書き続ける日日日による普通の恋愛小説。
世間一般で常識とされつつも本当の意味は其々にもっているか誰も知りえないであろう『好き』『愛してる』の意味を理解できないままダラダラと日々を適当に生きる女子高生の物語。
若者らしい視点で異性を見事に描いている、とまで言う気は無いが、同性に関しては見事に描けているといえよう。
特にオタクコンビの行動原因というか思考過程みたいなものに関しては。
なにはともあれ、狂乱やアンダカほどのエンターテイメント性は無いものの、普通の読み物として考えたら一番面白いんじゃないかなあ、と思える作品。
とはいえ表現展開キャラ設定会話などなどいつかどこかで読んだ気がするような近似性はあったりするんだけど。

197冊目(☆☆☆☆☆☆☆☆★)