二冊分

『アナザーホリック ランドルト環エアロゾル』西尾維新

人気漫画家集団CLAMPの『×××HOLIC』のノベライズ化。
実質的には主人公である四月一日と侑子(偽名)以外のキャラはは全て西尾維新作。
原作も一応読んでるものの、この本に関して言えば何処から如何見たところで西尾維新の作品である、としかいえないような。
特に3作中の3作目の作品の奇怪な記述方法だとか登場シーンだとか会話展開だとかは戯言的にも程があるというか。
そういうわけなので原作ファンじゃないただの西尾維新ファンは普通に読むべき作品だし、なんだかんだで原作の主人公達の特性を明確に捉ええて描かれていることにより原作ファンも十分楽しめそうな作品な気がするので作者のどっちかに心惹かれた君達は買って読むべきである。

198冊目(☆☆☆☆☆☆☆☆)


『紅 〜ギロチン〜』片山憲太郎

前回の事件でかけがえのない大事なものを見つけた筈な駆け出し揉め事処理屋な少年が、裏の組織に勧誘されてみたり大事なはずの少女との約束をなんとも思わず反故にしてみたり直後に後悔してうじうじ悩んで死にそうになったりする話。それはいいんだが、裏表紙のあらすじの文章だけみたら切彦ちゃんは殺し屋なだけじゃなくて人の人間関係までぶち壊すような冷徹な策略家のようなイメージを受けちゃうので訂正したほうがいいんじゃねーかと思ったり。彼女は至極真っ当なただの殺し屋なのです。

なんて感じに珍しくさらさらっとネタバレもしちゃいましたが、前回を踏まえての今回をしっかりと確立できてる感じなのでご満悦な俺。
ただ物語が目指している先ってのがまだまだ見えてこないのでそこの見極め賀出来てからが正当な評価を与えることになりそうです。

199冊目(☆☆☆☆☆☆☆☆★)