ルナティック・ムーン

『ルナティック・ムーンⅣ』藤原祐
『ルナティック・ムーンⅤ』藤原祐

シリーズ完結。
バベルの真の目的、稀存種の正体などなどといった全ての謎が明らかになり、怒涛の勢いで物語が終結。
長い葛藤や苦難の果てに、自分たちの生きる意味や何よりも大切なものを得ることが出来た月と傷跡がセカイに対して下した選択。
崩壊した世界で生まれ育った彼らにしか出来ない一つの決断、その全てを見届けよう。

というわけで終わりましたが傑作でした。
少々難解な表現が多く、人智越え気味の派手なアクションシーンの脳内構築がやや大変ですが。
終わった世界で始まった命の行く末を堪能してください。
思い切りぶちまけると、これは終わった世界でのボーイ・ミーツ・ガール。
何よりも大切な何かのためのほかの全てを投げ捨てる覚悟を持ちそれを実行することの純粋さってのは、俺にはもてない要素だなあ。

210〜211冊目(☆☆☆☆☆☆☆☆☆)