絶対絶後の監獄

バッカーノ!1934獄中編』成田良悟

待望のバッカーノシリーズ最新巻。
1931みたく二重構造っぽいが、今回は一人の計画による二つの場所での出来事を二冊で描く。
そのため前のようにこれ読んだだけではさっぱりわからねー人物がキーになってたり、あまりにも唐突過ぎる展開になったり、広げただけで畳まれてない伏線がありありだったりとする。
とはいえ相変わらず部分部分を見るとエンターテイメントとして上質の出来だし、未消化な部分は次回でスッキリ終わらせてくれるだろうなあという予感はあるので文句は無し。
ただ、流石に主要キャラが肥大化しすぎているせいか、個々の描写がやや少なくなっているような感じは受けた。
とはいえ主要ではないキャラは登場すらしていなかったりするので、実のところ登場人物数はかわってないんだろうけど。
まあ前後編ともいえる作品の前編だけ読んで評価するのはどうかと思うので、詳しくは12月発売予定の娑婆編読んでからってことで。

241冊目(☆☆☆☆☆☆☆☆★)