『功名が辻 第四十四回 関ヶ原』

さて、恐らく本シリーズ最高の盛り上がりとなるであろう関ヶ原の合戦
なにせこのイベントは規模の大きさと歴史的重要度から見れば外せないが、大河ドラマ視点で行くと家康以外の大名を題材にしたときを除けばなかなか映像化することがない。とか言ってみたもののここ20年の大河ドラマのラインナップを見た感じ5回ぐらいは映像化されてそうな感じだったが、まあ俺主体でいうと初めてに近いので見逃せ。

さて、なにはどうあれ関ヶ原である。
この合戦の名を聞いて先ず思い出すのは原哲夫作画の漫画においてNO2の面白さを誇ると個人的に考えている『影武者徳川家康』である。いや、全く本題とは関係ないのだがな。

話は変わって関ヶ原。戦況の移り変わりを自覚し敗北の兆しを感じつつも愚直に防衛の任につき続ける一豊を正したのは六平太。数十年もの間影にて千代≒一豊を助け続けてきた男の心の叫び、とてもとても熱いものであった。

そして戦況。
劣勢は東、しかも総力を決して尚劣勢である東に対して全兵力の1/3程度しか参戦していない状況。
2/3を温存しての優勢であれば兎も角2/3に戦闘の意思なく下手すれば寝返る可能性すら孕んだ状況では現状は容易に覆されることとなる。ここにきて前述の影武者徳川家康における最初の見所である小早川のど阿呆さと家康の老獪にして雄大なる銃弾による催促。
絶望に彩られた三成の表情と、呆れながらも安堵する家康の表情の対比がすげぇ切ないものでった。

ということで小早川の寝返りを契機にあっというまに戦闘終了。
戦勝直後の小早川の堂々とした厚顔無知っぷりに対して家康は佐和山城攻めを命じたりするわけだが、いやはや狸である。

さて、次回三成死す。

(☆☆☆☆)