めった打ち

零崎軋識の人間ノック西尾維新
本書はファウストに掲載された『狙撃手襲来』『竹取山決戦前半戦』『竹取山決戦後半戦』に加えて『請負人伝説』を含めた4篇で構成される。
物語の主役は殺し名が第3位零崎一賊に名を連ねる零崎軋識であり、彼が経験した3つの戦いがその舞台である。
戯言シリーズと世界を同じくし登場キャラも結構被るものの主観が別人なため世界自体が違うだろおい、という感覚に捉われるが、人それぞれ見えてる世界は全くの別物であるのが世界の常識なのでそれは致し方ない。
更に言うと戯言シリーズから5年ほど遡った世界であるためキャラに関しても違和感バリバリだったりするのだが。

そんななか書き下ろしの一編にだけ登場するとある最強の赤色だけは5年前も5年後も更に後の世界においても常にただ一人の赤であるわけで、カノジョが登場した時点で全ての登場人物の順位が一つずつ自動的に下がり堂々の頂点に座ることだけは変わりなかったりするんだけど。

259冊目(☆☆☆☆☆☆☆☆☆)