ようやく期待感が

『さよなら純菜、そして、不死の怪物』浦賀和宏
超暗鬱自慰系一人称シリーズの最新作。
当然のように本文の6割超は八木の精神世界の自問自答であり殆ど物語的展開は無し。
とはいえこれまでの伏線を色々と消化したり更に網を張ってみたりといい感じな展開ではあるのだが。
ただ前回ぐらいからじわじわと描かれるようになってきた謎の組織とか意味不明なキーワードが前面に出張ってきたことでただのミステリではなくやはりファンタジー系の話なんだよなあこれ、と確信してしまったのはちと残念。

そんな感じで、いやぜんぜんどんな感じかわからんと思うが、このところの浦賀作品の中では楽しめた方なので今後もやっぱり読み続けることを誓う俺だった。

260冊目(☆☆☆☆☆☆☆☆)