精霊王

銃姫⑧』高殿円
エルウイングの正体判明/流星軍とスラファト軍の大戦勃発/アンブローシアの危機。
全く終着点が見えないもののクライマックスに向けて突き進んでいることだけは実感。
積み上げてきた物の崩壊と今まで見えなかった過去を自覚し成長。
尊敬すべき男を見出し順調に覚醒。
そして訪れる別れのとき。
ここまで面白いとは思えるものの傑作とまではいえなかったシリーズだがここにきて実を結んだ。
堅実な世界設定と人間描写や数々の伏線が集結したことで物語に重厚さが生まれている。
常に物語の中心にありながら結局ぜんぜん正体が明らかになっていない銃姫とは一体何か、という部分には特に興味がないが闇の精霊王にいかなる未来が得られるのかが実逃せない。

270冊目(☆☆☆☆☆☆☆☆☆)