二冊だけか

バッカーノ!1934娑婆編』成田良悟
1934の完結編だと思いいつ物語が壮大にリンクするのかとドキドキ読みつつも『あれ絶対おわらねーぞこれ』と中盤ぐらいから思い出し、そのあたりには久々の人外バトルの応酬にはまりこんでおり、最後の最後に唐突に監獄編の謎の部分がおまけみたく明らかにされただけで真の完結編である次巻に続いたわけだが。
今回は新キャラ続々登場なうえにヒィーイとネブラの対立が表明化しつつ、新聞社の副社長が堂々の登場を果たしてみたりと物語りは突き進み続けている。
ラジオドラマで初登場していたらしい解体屋の彼のキャラが成田作品によーく出てくるかなりいかれた超人類のテンプレ気味だったものの、そういうのが大好きな俺としてはたまらなく好きなタイプ。
まあ二冊の間にいろいろいろいろ積み上げてきた展開を最後にどう着地させるのかをわくわく待ち焦がれるとしようか。

291冊目(☆☆☆☆☆☆☆☆)


『れじみる。』藤原祐
シリアスとコメディのいったりきたりが売りの作品のコメディ部分にスポットを当ててお送りする抱腹絶倒短編集。
どれもこれも大好きだが俺のベストは『ドキドキ☆お弁当WARS』で蜜が弁当を作っているのを見つめている義母の心の中の台詞部分。
俺は本当にああいう常軌を逸した行動を一般人視点で描写するのが好きで好きでたまらない。
満足レベルでいうと、無銭飲食列伝に匹敵する勢いといっても過言ではないかもしれん。

まあそんな感じでバトルの兆しなんざかけらもないぐらいに平和な日常ばかりが詰まってます。
当然本編と本編の間の出来事ばかりなので、キャラの心理状態や肉体状態や人間関係なんかが微妙に変化していたりして、次は是非時系列順にいきたいなーと思ったり。

292冊目(☆☆☆☆☆☆☆☆☆)