中盤終了

『新・餓狼伝 巻ノ一』夢枕獏
作者の台詞を借りるが、相変わらず面白い。
やってることは20年前から何らかわりなく、二人の男のどっちが強いかを延々と競い続けるだけ。
いつからか謎の流派の秘伝書巡りが主題になってきて、ようやくその謎が明らかになりつつあるのだが。
とはいえ三年半ぶりの刊行となる本作は餓狼伝史上に残る一戦と断言しても言いぐらいの試合が収録されている。
かなり前からレギュラーとして活躍するも登場人物の中では突出して強いわけではない斑牛の伊達が現状最強に近いレベルにいるマカコと試合。
プロレスラー魂をかけての全身全霊の試合、是非ご覧あれ。

315冊目(☆☆☆☆☆☆☆☆☆)

『キーリⅤ はじまりの白日の庭(下)』壁井ユカコ
16歳になってから結構経つが相変わらず依存傾向強すぎるくせに自分本位な少女と死ぬようになったものの別段変わったところがない相変わらず人のことを変な方向で気にする割りに自分本位な不死者とただの説教役に到達してしまったラジオの物語、いやまあ前の巻と完全に地続きの巻なのでここの文も流用で。
そういうわけなので感想自体も似た感じ、まあ昔の、というか死ぬ前のエイフラムとのやり取りとか結構胸に来るものはありましたが。
完全に終わりに向けて物語が突き進んでます。

316冊目(☆☆☆☆☆☆☆☆☆)