最後の本

ゼロの使い魔 10』ヤマグチノボル
主役の主従コンビはいつもどおり擦れ違い且つ思い込み満点の恋愛感情の縺れでギスギス。
最後の最後にご主人様が妙な属性に目覚めちゃう以外は特に何もなし。
今回はテーマが『勇者』ということで、友情のために他国に侵入&城攻めという無謀な作戦を少人数で結構。
ここまで無表情キャラを貫き通してきたタバサを中心に物語が展開し、新たな敵が登場したりも。
主従コンビのマンネリ化を除けばかなり面白い一冊に仕上がっていました。

321冊目(☆☆☆☆☆☆☆☆★)


蟲と眼球と白雪姫』日日日
いや、明智光秀じゃなくて石田三成だと思うが。
なんて感想を抱いたものの最後まで読んだ末の感想は『ああ、そういう世界か』というものなので前述を却下。
次々に新シリーズを発表し続けるも一度も終わらせたことがない日日日の初最終巻であるところの本作。
正直これまでの展開は殆ど覚えてなかったりするのだが、このラストを考えるとそんなことはどうでもいいんじゃねーだろうか。
終わってみるとファンタジーどころか思い切りメタメタな世界だったわけだが、まあ娯楽の名を借りた私小説というか、哲学めいた戯言を面白げに記述し続けた結果がこれかなーみたいな印象を受けるというか。
一年の最後に読む本としては全然相応しくない気もするが、まあそれでこそ俺の人生という感じなのでよしとしよう。

322冊目(☆☆☆☆☆☆☆☆)