戦いは終わらない

ガンパレード・マーチ 山口防衛線』榊涼介
九州撤退戦を生き延びて三ヶ月。
自然休戦期を迎えた日本で5121小隊の面々はいつ終わるとも知れぬ待機命令に従事していた。
新型機開発、自衛軍内部での戦い、民間からの軍援助、自己能力開発、各種講演、各々の時間をつぶし続ける。
そんな中幻獣による電撃作戦が本州の最西端である山口県において実施。
悪夢ともいえるユーラシア大陸の敗戦を思わせる圧倒的進行に人類はなす術を持たない。
九州で生き抜き、それ故に深い傷を抱えた5121小隊の少年少女は、かつての自分を取り戻し、癒されることのない傷を何かで払拭するために再び立ち上がる。
絶望的状況下における一つの光、災禍にとっての災禍となるべくして未曾有の危機に立ち向かう物語。

ということで榊ガンバレ新章。
相変わらず熱い、そして凄い。
明らかに勝利の要素が見出せない絶望的状況下での戦い。
それでも一瞬たりとも諦めようとしない伝説的学兵部隊5121小隊。
散らばっていた仲間が集まり同じ目的を持って全ての敵を倒すべく戦う。
これよんで燃えない奴はガンパレファンじゃねぇ。

・・・ただ、時系列的に考えるとマーチとオーケストラの境目だったりするので今回の闘争の最終的な形は恐らく確定しちゃってるのがちと残念かな。
70冊目(☆☆☆☆☆☆☆☆☆★)