内乱終結

空ノ鐘の響く惑星で④』渡瀬草一郎
超短期決戦となった『王国内乱編(命名俺)』のラスト。
苦難を乗りこえる毎に段々と才能を開花していく第四王子フェリオと彼に心酔していく一部の貴族。
何気に強い名も無き民衆が本格参戦してきたり唯一味方な来訪者も能力解放し始めたりで大乱闘も。
見所としてはやはり決戦となった城攻めシーンなのだが最も肝といえるのは第二王子による本心の吐露だろうか。
結局絶対的な正義なんてものはなくて各々が各々にとっての正義を掲げて懸命に生きてるんだなあ、なんていう当然のことをしみじみと思わされたり。
確かに方法や目的が迷走している部分は多々あって決して王族として正しい存在とはいえなかった彼だけれど、王家という存在を排しさえすれば『国』と『国民』のために自分に出来る最善を尽くそうとしていたんだよなあ。

といったところで、次回新展開。
81冊目(☆☆☆☆☆☆☆☆☆)