変な意味での感想文

空ノ鐘の響く惑星で⑥』渡瀬草一郎
内乱から始まった今回の騒動だが気付けば大陸中に波及しかねない、というか波及してきた大国vs大国の代理戦争みたいな様相を呈してきた。
結局のところこれは一大戦記物の名を借りて一人の英雄が出来上がるまでの過程を描いた物語なのじゃないかなあ、とかようやく思ったりもしたのだけれど、でもそれも表層でしかなくて本当のところはもっと根深い、いわば『人間』というもの自体を描きたいのかねえ、とかも思ったりしつつ没頭している次第。
次々に明らかになってく『世界の真実』にわくわくさせられっぱなしな俺ではあるのだが、これどういう風に収拾つけるのかなあとか思いつつ読んでしまうのが完結後に読む男との悲しさというヤツだろうか。
83冊目(☆☆☆☆☆☆☆☆★)