ぶんれつ

涼宮ハルヒの分裂谷川流
激動の一年間を経て無事一学年上に進級を果たしたSOS団の面々。
同時にSOS団も二年目を迎えることとなり、何も知らぬ哀れな一年生達をその餌食とすべく新団員募集活動に余念がない。
桜舞い散るそんな春の日、SOS団副団長古泉は何故か異常に疲れた様子。
その理由を聞いてみると昨年の高校入学の前後並の勢いで閉鎖空間が発生していることによる疲労とのことで。
いやいや最近のハルヒがそんなに不安定になっているわけは無いだろうと指摘するキョンに対して古泉は『思い当たるフシがないとでも?』などと言ってみたり。
今回の騒動の始まり、それは春休みの最後の日、SOS団のメンバー全員でフリーマーケットに向かう直前の小さな小さな会合だった。

ということで久々に新刊。
今回はこれまで以上に激動の巻、しかし派茶目茶ではなかったり。
とりあえず今回読んでて充分に理解できたことは、これまでの巻数分の時間を生きてきたSOS団団員全員が、初めて出会ったときとは全然違う感情をそれぞれに持ち、その理由は自分たち自身が変化したことにある、ということだろうか。
まあ前後編でいうところの前編に値するだけの本作なので色々投げっぱなしな部分が残っているので結局今回の事象がどういうことなのかは皆目見当がつかないので6月刊行予定の『涼宮ハルヒの驚愕』に期待して待つとしよう。
98冊目(☆☆☆☆☆☆☆☆)