2冊

武装錬金//』黒崎薫
同名タイトルの小説版。
時系列で言うとコミック版のラストである武装錬金アフターの直後から翌日にかけての物語。
が、実質的には7年前に起こった一つの島の壊滅、それに伴う3人の戦士の生き方の変貌。
即ち現時点でのキャプテン・ブラボー/再殺部隊隊長/再殺部隊一号戦士、彼らに纏わる事件。
全く問題ないほどに見事に原作の味を損なうことなきノベライズであり、実質的には番外編の様相を呈していることもあるせいか違和感零。
一つ欲を言えば『どうせなら漫画で見たかった』ということぐらい。
皆色んな過去と思いを背負って必至に戦士やってるんだよなあ、ということをしみじみと感じる作品。
次に出るであろう『/Z』にも期待。
102冊目(☆☆☆☆☆☆☆☆★)


『魔法薬売りのマレア 千日カゲロウ』ヤマグチノボル
兄貴に心底惚れてる超Mっ娘がヒロインの旅系薬売りファンタジー。
変人な妹の兄貴は比較的常識人とはいえ無表情無愛想直情的気分屋我侭な人狼
結局登場人物は全て変人で比較的まともなのは300歳の化け猫だけ、ということはつまりこれは変人の物語。
しかもヤマグチノボル作品に共通して持つ俺の感想として、メインキャラが全然好みじゃないということ。
キャラクター物としては致命的な欠陥といえますが、それでも何故か読み続けているのは単純にシナリオは結構好みだからだったりで。
で、今回も同じ感じ、キャラは好かんが他は良い。
とある目的のために何の当ても無く旅を続ける兄妹&猫。
中盤でその真の目的が明らかになるのですが、そこから先の盛り上がりが中々のもの。
つても作品が盛り上がるわけでなく読んでる俺の心が盛り上がるだけですが。
実際問題単体での面白さで言うとゼロの使い魔より上かなーって感想。
なので続編出ればうれしいなあ。
103冊目(☆☆☆☆☆☆☆☆★)