2冊

陰陽ノ京 巻の二』渡瀬草一郎
さて、今回は権力を嵩に民衆の土地/財/命を搾取する悪逆貴族に天誅を下すべく、魂魄を分離、更に魄を奪取し殺害しようと企てる外法師の物語。
人が良すぎるが故に道を外すこととなったかつての部下に対して、平安京が誇る最強、安部晴明が立ち上がる。
そして京一の博愛主義者こと慶慈保胤は、今回も全ての事象をなるべく波風立たないように終結させるべく、頼まれもしないのに首を突っ込んで奮闘するのであった。

というのがぶっちゃけたストーリーなんだが、大分内容と異なったイメージをうけるな実際。
112冊目(☆☆☆☆☆☆☆☆★)


学校の階段⑤』櫂末高彰
④はシリーズ屈指の出来だったのだが今回はそれほど面白くなかった。
レースよりも人間関係、というか平行線な恋愛模様が大部分を占めてたせいとは思うけど。
実際レースが開始されてクライマックスに行くまでの流れは非常に面白かったのだけれど、どう考えても文章の構成力が大したこと無い地の文/ノリだけで書いてるようなキャラ同士の掛け合い、の二点が微妙だったので。
それに加えて、非常にどうでもいい感じ漂う神庭一族の裏事情みたいなのが今後の展開に絡んできそうな雰囲気が出てきたのがちょっと。
このシリーズはどうでもいいような悩みを抱えつつも階段レースで汗を流してスッキリしたり、ゆるゆる〜っとした学生生活を前面に押し出すものであって欲しいというのが俺の望みなので。
113冊目(☆☆☆☆☆☆☆☆)