超手抜き感想

『パラサイトムーン』渡瀬草一郎
『迷宮神群』と呼ばれる、人に対して何らかの影響を与える異能の神々が乱立する世界。
一般人はそのことを知ることがないまま平穏に過ごしているが、神々の影響を受け異能を授かった人間もいる。
彼らは自らたちの神を崇め、独自のルールの下世界に生きている。
そして、そんな神々を討ち果たさんとする組織が存在し、所属するものもまた、異能の力を授かった人々である。
友人の父の故郷である孤島に訪れることとなった、”人の感情の色”を見る能力を持った少年。
訪れた孤島で、彼を待ち受ける事件、それは恐らく彼の今後の運命を左右するものである。
115冊目(☆☆☆☆☆☆☆☆)


『パラサイトムーンⅡ 鼠達の狂宴』渡瀬草一郎
一つの事件が起こったとき、表層に見える数倍の人がその影響を受けることとなる。
誰かが誰かを殺した場合、最低でもその二人の家族親戚友人知人等等。
更に鼠算式に数が増加していったらもう眼が当てられない。
それは時間が経過しても同じこと、傷は埋まるし忘れられるがなくなることは無い。
そういうわけで、今回の事件は実質的に11年前に始まり、その後キャラバンが研究続行を決断した時点で確定していた。
今回は『迷宮神群』という概念の実質的な意味、というか人類とは違う理論を持つ存在でしかない、ということと、或いはそれに対しての人類のあり方を表していた作品となっている、ような。
まあ、まだシリーズのコンセプトは読みきれません。
116冊目(☆☆☆☆☆☆☆☆★)