ごまかせ

トリックスターズC PART2』久住四季
とりあえずシリーズラストにして表紙を飾った周&アマネの同名コンビの美麗さに乾杯。
さて、実質的にシリーズの殆どを学園祭に費やした『トリックスターズ』もこれにて完結。
最早『魔術』という概念の存在が実証されていること以外極々普通なミステリと化した感じも。
まあもとからそうだった、といえばそうなんだが。
ただ、今回は終わってみれば単純ながらも当事者的には異常に入り組んだ構成の事件になっており、まさしく道化達の化かし合いともいうべき感じ。
事件が入り組んでることもあり、終始ストーリーが展開され続けるスピーディーな流れになっているため、ちょっと腰をすえて読む感じではなかったかなあと。
とはいえ、充分以上に面白い、というかミステリとして読むのならシリーズ屈指の出来となっていたので、恐らくあるであろう次回作にも期待したいところであります。
134冊目(☆☆☆☆☆☆☆☆☆)シリーズ通算