2冊

オイレンシュピーゲル弐』冲方丁
シュピーゲルシリーズ初の長編。
ミリオポリスに突如堕ちたロシアの原子炉衛星<アンタレス>。
それを狙って7つのテログループが暗躍。
最大級の事態を鎮圧するため3人の遊撃小隊が各々に分散して超警戒態勢中の街を駆け巡る。
いけ好かないロシア軍人と行動を共にする突撃要員/小隊長。
憧れの中隊長にスカウトされ猟犬として溝底を駆け巡る狙撃要員。
一般人の混乱防止のためのプロパガンダとして道化を演じる遊撃要員。
誰も彼も命とプライドをかなぐり捨てて自分/仲間/街のために大暴走。
ちなみに今回読んでてマジで泣きそうになったのは遊撃隊員が必死でテレビ局で頑張るシーンだったり。
見た目にはおき楽に笑っているだけの彼女の苦悩というか必死さというか、そういうのが全力で胸を突いた。
基本的にはすべてのページで誰かが死んでるかのようなヴァイオレンスストーリー。
しっかし毎日のようにこれだけ人が死に続ける状況ってのはどうなんだろうねえ・・・と、一見平和に見えるものの内情は結構がたがた、とはいえ手ぶらで無警戒で夜の街に繰り出しても特に何の危険もない場合が非常に多い街で適当に生きている俺は思うのであった。
155冊目(☆☆☆☆☆☆☆☆☆)

レンタルマギカ 竜と魔法使い』三田誠
竜に憧れを持ったことがない男なんてこの世には存在しないというかそんな奴男として認めねえ。
そう断言していい程に一時期竜が好きで好きでたまらなかった俺ですがこの本とはそれほど関係ない話題な気もします。
とりあえず、今回は新キャラ二人登場/社長が失った記憶をちょっち取り戻す/穂波が自分の立ち位置を再確認、みたいな。
魔法戦は比較的控えめな感じでしたが、代わりに物語の複線というか設定というか隠し要素というか、そういう感じの大事な事象が多発。
まあまだシリーズも始まって間もない状況なのでこの時点で話がなかなか進まないとかはあり得ない話ですが。
156冊目(☆☆☆☆☆☆☆☆★)