香港

『都市シリーズ 風水街都 香港<上>』川上稔
都市シリーズの冠を始めて宿した、実質的な都市シリーズ第3弾。
英国領土故にエアリアルシティ同様天界への扉を空に持つ都市/香港。
天界の再生のため香港という土地自体を犠牲にしようと目論む匪天の一派。
それを阻止しようとする香港商店師団/匪天の少女=敵頭目の妹
紆余曲折というか曖昧模糊というか、ひたすらに複雑な人間関係蠕く一つの都市をかけた風水大戦争。
本格的に都市シリーズを開始する、と作者本人が断言しており、それに拠って物語の構成が異常に深く。
全作品に共通する失踪感は更に加速=比例して難易度すら加速。
同時に、終わクロにて究極進化する主役二人による究極的夫婦漫才の原型もちらほら。
ただまああくまでも上巻は種まき段階でしかないため、下巻を読み終えて初めて面白さが実感できるわけなんだが。
177冊目(☆☆☆☆☆☆☆☆☆)