2冊

刀語 第七話 悪刀・鐚』西尾維新
現日本最強vs前々日本最強。
同時に、鑢家姉弟喧嘩。
ということで、七花はついに人類最強にして最弱であるところの鑢七実との死闘に挑む。
全ての攻撃、どころか防御であろうと特殊能力であろうと、とりあえず視界に納まるもの全てを解き明かし我が物とする最強の視力を持つ相手に対して、いかなる奇策をもって二人は挑むのか。
バトル自体も過去最高レベルの戦いだったものの、そこに至るまでの葛藤やシガラミ。
更にいえば互いの思いや二人の知らぬ場所での物語り、などなど。
物語後半戦突入第一弾ということでか、とてつもなく読み応えあり。
近頃面白くなり続ける刀語にとても満足しているのだけれど、ここにきてようやく物語の最終地点がどうなるのかをぼんやりと想像したりするようになってきたり。
戯言みたいなすげぇハッピーエンドもいいけれど、どうせなら新しい形で満足させて欲しいなあ。
190冊目(☆☆☆☆☆☆☆☆☆)

マリア様がみてる フレーム オブ マインド』今野緒雪
タイトルどおり、リリアンが誇る写真家/竹嶋蔦子が撮り溜めた数々の写真から想起される物語達、という形をとった短編集。
マリみてメインキャストの登場頻度は然程高くないため、キャラクター小説というよりはシチュエーション小説といった感じ。
多感な少女達の友情だの思慕の心だのがよくでているというか、よく妄想されているというか。
作品としてはボチボチ面白かったのだけれど、正直さっさと本編にある程度の決着をつけて欲しいので肩透かしを喰らった感じ。
正直マンネリなんだよなあ。
191冊目(☆☆☆☆☆☆☆☆)